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どうする分岐部病変!?
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どうする分岐部病変!?
~複合手術、歯根端切除術、ルートセパレーション、意図的再植術、逆根管充填編~
手術名:歯根端切除術、意図的再植術、嚢胞摘出術、逆根管充填、ルートセパレーション
更新日:2020年3月27日
更新日:2020年3月27日
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YouTubeチャンネル A先生の歯医者チャンネルを運営している AKIRA DENTAL CLINIC 院長の川西 章です。
根分岐部病変(根と根の間の歯周病)と根尖病変(根の先の歯周病)に対して感染源を除去し、病変を取り除く方法です。
被せ物を入れるにあたり歯周病や虫歯を完全に除去することにより長期に安定する可能性を高めます。本症例では 根と根の間および根の先に骨の吸収がありました。また、レントゲンでは緊密な根の治療(根管充填)が行われており、根の治療のみでは改善しないと判断しました。
そのため1つの大臼歯を2つに分割するルートセパレーションを施行後、
敢えて歯を一度抜歯し悪い組織(肉芽組織)を完全に除去し抜いた歯を戻す意図的再植術を施行しました。
極力歯を残す、抜歯しないを心掛けていく上で大切な処置の一つになります。(保存不可の場合はしっかりと説明させていただいております)
意図的再植術により、感染源を除去するだけでなく、虫歯が深すぎる場合には敢えて健全な歯を歯茎より上にするために浅く戻すこともあります。
前歯や小臼歯部でも行う事がある治療方法になります。
利点:確実な感染源の除去が可能になる。
欠点:保険外の診療になる。
外科的な処置になるため全身疾患がある場合は行えない場合がある。
歯の状態によっては抜歯になることがある。
手術費用:1歯150000円+税 治療期間:手術から被せ物まで約半年(治癒の程度による)
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